JPが気になるけど、何となく始めづらい⋯⋯
と思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
僕もこれまで自分で使うのは避けてきました
- スト6発売当初に最強キャラとして猛威を振るっていた
- 大幅な弱体化調整があったことで、使用プレイヤーが減った
- トリッキーな技を使いこなすのが難しそう
という印象があって、なかなか使う気にならなかったんですよね。
ですが2024.09.24updateの調整でJPが強化されたため、いいタイミングだと思って使ってみました。
そしたらJPの強くて使いやすいこと⋯!
初めてちゃんと使ったにもかかわらず、勝率60%以上をキープして、プラチナ1からプラチナ4まであっという間に駆け上がることができました。
JPを使う直前まで飢えた狼ことテリーさんのランクマで苦しんでいたので、ギャップが大きかったというのもありますが⋯⋯
JPは
- 難しいことをしなくても勝てるだけのキャラパワーがある
- 使っていてたくさんの伸び代を感じられる
というとても楽しいキャラでした。
そこで今回はこれからJPを使いたいと考えている人に向けて、JPの魅力や立ち回り、汎用コンボなどをご紹介します!
(本記事ではクラシック操作を想定して説明をしています)
- 複数キャラでダイヤ1〜プラチナ3のエンジョイ勢
- JPのランクはプラチナ4
- クラシック操作+アケコンでプレイ中
JPの魅力
僕が実際に使ってみて感じたJPの魅力は、「どの距離でも戦える万能さ」と「火力の高さ」です。
JPの遠距離攻撃が強いのはご存じのとおりですが、優秀な通常技のおかげで近距離でも強いのがJPのすごいところ。
「遠距離が強い代わりに近距離も強い」なんてよく言われていますね
どの距離でも相手にプレッシャーをかけられるのが使っていて楽しいですし、JPならではの特徴だと思います。
さらに、難しいコンボをしなくても十分な火力が出せるのもうれしいポイント。
ランクマッチでは常に遠距離攻撃をし続けるJPも多いですが、後ほど紹介する簡単な汎用コンボを覚えるだけでも、グッと火力や勝率を上げることができます。
使えば使うほどキャラパワーの高さやできることの多さを実感できるので、やり込めるキャラを探している人にぜひおすすめしたいですね。
JPの基本の立ち回り
それではJPの立ち回りのポイントを5つご紹介します。
- リーチが長い通常攻撃で牽制
- コンボではストリボーグを確実に当てる
- 遠距離戦ではヴィーハトを優先
- 対空は落ち着いてしゃがみ強パンチ
- アムネジアはここぞというときに
ポイントを押さえてぜひランクマなどで実践してみてください
リーチが長い通常攻撃で牽制
JPの通常技はリーチが長いものが多く、近づこうとする相手を牽制する動きが強力です。
遠距離攻撃を生かせない近中距離戦では、通常技をメインに立ち回っていきましょう。
使いやすいのは、とにかくリーチが長い立ち中パンチと、キャンセルラッシュからのコンボ始動にもなるしゃがみ中パンチ。
また、なぜかガードさせて+2Fの有利を取れる立ち強キックも強力です。
立ち強キックからのターゲットコンボも使いやすいので、相手に近づかれても強気に通常技を振っていきましょう。
立ち強キック→立ち強パンチのターゲットコンボは必殺技やSAへのキャンセルができるのも便利です
コンボではストリボーグを確実に当てる
JPの近距離戦の要となるのがストリボーグ。
相手を吹き飛ばしつつダメージも稼げる優秀な必殺技です。
ストリボーグは、コンボの締めやコンボパーツとしてさまざまな場面で活躍します。
特に近距離戦では、ストリボーグを当てることで相手との距離を離し、JPが一方的に攻撃できる状況を作ることが重要です。
そのため、JPを使い始めたときはストリボーグを確実に当てることを意識しましょう。
強ストリボーグは一部の技からしかつながらないので、普段は弱中版がメインです
遠距離戦ではヴィーハトを優先
相手との距離が離れたときは、つい遠距離攻撃でダメージを稼ごうと、トリグラフ(棘)とトルバラン(分身)を連発してしまいがち。
それだけでも通用する場合もありますが、JP戦に慣れている相手の場合には、ジャンプやドライブラッシュで近づかれやすくなってしまいます。
そこで大切なのがヴィーハトの設置。
時間差で棘を放出するヴィーハトがあることで相手が動きづらくなり、JPが遠距離攻撃で一方的に攻撃できる時間を伸ばせるんです。
最初に意識したいのは、強ストリボーグで相手を画面端に吹き飛ばしたときに強ヴィーハトの設置から遠距離攻撃を始めること
慣れてくれば、コマンド入力でヴィーハトの棘を放出させたりヴィーハトの位置にワープしたりといった多彩な攻めもできるようになるので、ぜひヴィーハトの設置を増やしていきましょう。
対空は落ち着いてしゃがみ強パンチ
一時期の弱体化で上半身の対空無敵がなくなり、対空技として機能しづらくなっていたしゃがみ強パンチ。
プロがJPからキャラ変えする大きな要因にもなりました
ですが2024.09.24updateの調整で腕部分に対空無敵が付与され、対空技として信用できる性能になりました。
上半身無敵があった全盛期には劣るかもしれませんが、マノンのジャンプ強キックやベガのジャンプ強パンチなどの判定が強いジャンプ攻撃にも勝てるようになったのはうれしい調整です。
遠距離攻撃を嫌がってジャンプしてきた相手は、落ち着いてしゃがみ強パンチで迎撃していきましょう。
アムネジアはここぞというときに
JPの代名詞の1つでもある、当て身技のアムネジア。
特に発生が早いOD版は、画面端に追い詰められたときについ使いたくなりますよね。
ですが、アムネジアの使用には注意が必要。
あまりにも警戒されすぎていて、アムネジアの発動を読まれて手痛いコンボをくらってしまうことが多いんですよね。
JPで画面端に追い込まれると、アムネジア読みの様子見や垂直ジャンプをされることが格段に多いです
そのためJPで画面端に追い込まれたときには、素直にガードしたり逆に通常技で攻撃したりといった動きで相手の責めに耐え、画面端から脱出するチャンスを伺うのが無難です。
相手が追い打ちをしてきそうなここぞというときにこそ、アムネジアでの反撃を狙っていきましょう。
JPの汎用コンボ
それでは、JPの汎用コンボをご紹介します。
ぜひ覚えて欲しいのは次の3つ!
- しゃがみ弱パンチ×n→弱ストリボーグ
近距離戦で大活躍するコンボ。
このコンボと遠距離攻撃だけで勝ててしまう試合もあります。
ジャンプ弱キックのめくり攻撃から、このコンボにつなぐ動きも強力です。
- ラッシュしゃがみ中キック→しゃがみ中パンチ→中ストリボーグ
中距離から攻め込むときに狙っていきたいコンボ。
しゃがみ中キックをガードしてくる相手には、始動を中段攻撃のラッシュ【→+中キック】にすることで2択を迫ることができます。
中ストリボーグからSA3につなぐことで、倒し切りのコンボとしても活躍してくれます。
慣れてくれば、しゃがみ中パンチから③のコンボにつなぐことも可能です。
- しゃがみ中パンチなど→キャンセルラッシュしゃがみ強パンチ→強ストリボーグ→中トルバラン→強トリグラフ
キャンセルラッシュを使ったコンボ。
ジャンプ強キック→強パンチなどからもつなげられる、出番の多いコンボです。
・しゃがみ強パンチ→強ストリボーグの入力が簡単
・約3,000ダメージの高火力
・相手との距離を最大まで離せる
・SA3につなげられる
という優秀な性能をしているので、キャンセルラッシュが苦手な人にもぜひ挑戦してもらいたいコンボですね。
SA3を使わないときは、強トリグラフ後に強ヴィーハトを設置するのをクセにしておくと、その後の遠距離戦を有利に進めることができます。
JPの伸び代
JPは、ここまで紹介した立ち回りと汎用コンボ、そして豊富な遠距離攻撃だけでも初中級者帯なら十分勝ててしまいます。
コンボ火力も高く、キャラパワーを感じますね
ですが、まだまだ伸び代があるのがJPのすごいところ。
代表的なのはSA2のラヴーシュカを使った連携。
僕はまだうまく使えていませんが、さまざまなコンボが開発されているので、JPで上級者帯を戦う上ではぜひマスターしたいですね。
もうひとつは画面端での連携。
特に2024.09.24updateの調整で→強キックがコンボで使いやすくなり、画面端でのコンボ火力が伸びたのが大きなポイント。
ラブーシュカを使ったコンボや画面端の連携についてはYouTubeなどでたくさん紹介されているので、JPの基本的な動きができるようになった人はぜひ挑戦してみてください!
まとめ:復活したJPの強さを堪能しよう!
全盛期ほどではないものの、2024.09.24updateの調整で強化を受けたJP。
初めてちゃんと使った僕でも、
- イメージどおり遠距離戦が強い
- 近距離戦でも通常攻撃が強く、ストレスが少ない
- 汎用コンボが簡単かつ火力も高い
と、JPの強さや楽しさをすぐに感じることができました。
その上でまだまだ強くなれる伸び代があり、追加コスチュームもかっこいい。
スト6のメインボスということもあり、充実した内容のキャラだと思いますね。
スト6初期の暴れっぷりや遠距離攻撃の強さから、まだまだ厳しい意見が多いキャラではありますが⋯⋯
使っていて本当に楽しいキャラなので、気になる人はぜひ一度使ってみることをおすすめします。
この記事作成時点ではエド、キャミィ、ベガあたりが猛威を振るっているので、逆にチャンスかもしれません笑
復活したJPを使って、ランクマッチを楽しんでいきましょう!