『ムーラン』ディズニー手描きアニメ紹介:中国を舞台にした異色のディズニー作品【あらすじ・見どころ・感想】

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今回紹介する作品は『ムーラン』です!

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実写映画化もされている本作ですが、アニメ作品の方は

中国が舞台でディズニーっぽくないな

絵柄やキャラのビジュアルが独特で、ちょっと抵抗がある⋯⋯

といった理由から見たことがない人も多いのではないでしょうか。

確かにディズニー映画の中では異色の作品ですが、これがとても面白い!

明るく行動力がある主人公のムーランや、ムーシューなどのサブキャラクターが魅力的ですし、適度に挟まれるコミカルなシーンのおかげで最後まで楽しく見ることができます。

また、本作で一番おすすめしたいのは手描きで作ったとは思えない戦闘シーン!
特に大量の騎馬兵が押し寄せるシーンは大迫力なので、歴史上の戦いを描いた作品などが好きな人にもおすすめです。

そこで本記事では、ムーランのあらすじ・見どころ・感想をネタバレなしでご紹介します!

目次

ムーランのあらすじ

舞台ははるか昔の中国。
シャン・ユーが率いる北方騎馬民族「フン族」の侵攻を受け、国中に各家から男性1名の徴兵令が下った。

主人公のムーランは、ファ家の一人娘。
ファ家には、足を悪くしている父のファ・ズーしか男性がいなかった。

ファ・ズーは誇りや家の名誉のために戦いに出ようとするが、決して戦えるような体ではない。
父親思いのムーランは、父親の代わりとして従軍することを決め、男装をして家を飛び出す。

男性としての振る舞いに慣れておらず、非力なムーランは、軍の訓練の中で失敗ばかり。
周りからの意地悪も受けるが、ムーランは努力によって徐々に力をつけていく。

最初はあきれていたシャン隊長だけでなく、意地悪をしていた仲間たちからも認められていくムーラン。
そしてシャン隊長率いるムーランの部隊は、フン族との戦いに身を投じる。

ムーランの見どころ

ふみばら

僕が思うムーランの見どころは次の3つ!

  • 戦闘シーンとフン族の迫力
  • 文化や価値観の細かい描写
  • 男女の壁を超えた友情

戦いのシーンだけでなく、文化的な背景やキャラクターたちの心理描写なども豊かな作品です。

戦闘シーンとフン族の迫力

本作は侵略者との戦いを描いている作品ということもあり、戦闘シーンに力が入っています。
特にムーランの部隊とシャン・ユーの部隊が接敵したときに、大量に押し寄せてくるフン族の騎馬隊の迫力は圧巻

馬の躍動感など、「これだけの数を手描きでどうやって作ったんだろう⋯⋯」と思えるシーンなので、ぜひ実際に見てみてほしいです。

また本作で特徴的なのが、敵のシャン・ユーやフン族に一切の遊びがないこと。
ディズニー作品の悪役って、どこか抜けていたりお茶目な一面を見せたりすることが多いですよね。

ふみばら

『ヘラクレス』のハデスや『ピーターパン』のフック船長がイメージしやすいと思います

ですがシャン・ユー率いるフン族は、侵略者としての迫力を損なうことなく、中国軍やムーランたちの前に立ちはだかります。

このディズニー映画らしからぬシリアス感は、戦記物が好きな人にもおすすめできますね。

文化や価値観の細かい描写

本作では冒頭から、

  • 女性は男性を立てるもの
  • 女性は男性がすることに口出ししてはいけない
  • 誇りや家の名誉が大事

といった文化的な背景が描かれています。

それらの描写がしっかりとしていることで、しきたりに縛られないムーランの生きづらさや、男性になりすますことの困難さが伝わってくるんですよね。

最近はポリコレやジェンダーの観点から、こういった描写に拒否感を覚えてしまう人もいるかもしれませんが⋯⋯

「昔はこういった文化もあったんだな」という歴史を見ているような感覚で受け止めると、本作を気軽に楽しめるかなと思います。

ふみばら

やたらと女性に強く当たるキャラはしっかりお仕置きを受けるので、スッとしますよ

男女の壁を超えた友情

男性になりすまして軍に入隊し、兵士の仲間たちと絆を深めていくムーラン。

ですが先ほど紹介したように本作は男性と女性が平等ではない世界なので、男性になりすましたムーランには困難が待ち受けています。

そんな中だからこそ、ムーランと兵士の仲間たちとの男女の壁を超えた友情が描かれるシーンがグッとくるんですよね。

ネタバレになってしまうのでここでは詳しく書けませんが⋯⋯

ぜひムーランや仲間たちと、シャン・ユーとの戦いを見届けてみてください!

ムーランの感想

僕がムーランを見て感じたのは、「ディズニー作品らしさがありつつも、幅広い人が楽しめる作品」だということ。

ムーランの修行シーンやフン族との戦いは少年漫画のような感覚で見ることができます。
「女性だから」といった文化やしきたりに負けずに困難に立ち向かうムーランの姿からは、勇気をもらえる人も多いのではないでしょうか。

自分らしい生き方が注目されている今だからこそ、多くの人に刺さる作品だと思いますね。

ふみばら

ディズニー作品らしいミュージカルシーンやコミカルな描写も存分に楽しめますよ

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また、ディズニー作品を気軽に楽しみたいときにはDisney+がおすすめ!

ふみばら

僕も加入していますが、月額990円でディズニー作品が見放題なので、3本以上見るならレンタルよりもお得です

Disney+

ムーランには次回作の『ムーラン2』もあるので、他の作品と一緒にDisney+でまとめて見てしまうというのもありですね。

独特なキャラビジュアルなどが理由でなんとなく見るのを避けてしまうのはもったいないと感じるほど、本作はディズニー映画としても完成度が高い作品です。

ぜひムーランと仲間たちの戦いを楽しんでみてください!

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