格ゲー用のコントローラーが欲しいけど、レバーレスがいいのかな
今からレバーのアケコンを買うのってどうなんだろう⋯⋯
最近はレバーレスコントローラーの人気が高くて、「レバーのアケコンは一昔前のもの」といった風潮がありますよね。
ですが僕は、レバーアケコンの『ファイティングスティックα』をおすすめしたいです!
僕はストリートファイター6から本格的に格闘ゲームを始めました。
モダン操作からクラシック操作に移行してしばらくしたタイミングで、「せっかくならアケコンでプレイしてみたい」と思ってファイティングスティックαを購入。
それ以来、スト6や鉄拳8をファイティングスティックαでプレイしています。
2万円以上するので買うときには勇気がいりましたが⋯⋯
1年以上使ってみて、とても満足しています。
僕がファイティングスティックαをおすすめしたい理由は次のとおり。
- 互換性があり値段も抑えめでコスパ抜群
- レバーで直感的な操作ができる
- 操作キャラなどを制限されない
レバーのアケコンが気になっている人にはぜひ使ってみてほしいコントローラーです。
そこで本記事では、ファイティングスティックαの特徴や使用感などをご紹介します!
- PS5でスト6と鉄拳8をプレイ中のエンジョイ勢
- スト6はクラシック操作、鉄拳8はアーケード操作
- スト6は複数キャラでプラチナ〜ダイヤ、鉄拳8の最高段位は修羅
ファイティングスティックαをおすすめしたい理由
さっそく、僕がファイティングスティックαをおすすめしたい理由を詳しくご紹介します。
- 互換性があり値段も抑えめでコスパ抜群
- レバーで直感的な操作ができる
- 操作キャラなどを制限されない
格ゲーを幅広く楽しみたい人にぴったりのアケコンです
互換性があり値段も抑えめでコスパ抜群
ファイティングスティックαの特徴の1つが互換性の高さ。
PS5、PS4、PCに対応しています。
僕はPS5でゲームをプレイしているんですが、最近はPC専用のコントローラーも増えているので注意が必要。
ですがファイティングスティックαなら、もしゲーミングPCに移行したときでも使い続けられます。
その上で、ファイティングスティックαは定価が24,800円(2024年時点)と比較的お求めやすいのもポイント!
PS5対応で有名メーカーのレバーレスとなると、5万円前後ですからね⋯⋯
後述しますが、ファイティングスティックαは本体を簡単に開閉でき、メンテナンスやカスタマイズをすることもできます。
- 信頼がある有名メーカーであるHORI製
- 長く使える高い互換性
- 本体開閉ができる本格的な仕様
- 他製品と比べても抑えめの価格
これらを兼ね備えたファイティングスティックαはコスパ抜群のアケコンだと言えますね!
レバーで直感的な操作ができる
僕がわざわざレバーのアケコンを選んだのは、「直感的な操作ができそう」だったから。
実際に、購入してすぐにレバーによる操作になじむことができました。
最近になってさらに注目を集めているレバーレスですが、ボタンでの移動やコマンド入力に慣れるためにはかなりの練習が必要という情報をよく目にします。
スト6プロのマゴ選手がレバーレスを数カ月練習した後に、レバーアケコンに戻るといったこともありました
もちろんレバーレスの方が操作しやすいという人や、たくさんの練習時間を確保できるという人もいるでしょうが⋯⋯
僕のように比較的ライトに格ゲーを楽しみたいという人には、直感的な操作ができるレバーのアケコンをおすすめしたいです。
操作キャラなどを制限されない
僕はこれまで、ファイティングスティックαを使って
- ザンギエフ
- リュウ
- ブランカ
- エドモンド本田
- テリー
など、さまざまな操作性のキャラでランクマッチをプレイしてきました。
レバーアケコンだと、操作キャラを制限されないのもうれしいポイント。
プロの人でも、レバーレスでザンギエフなどの1回転コマンドがあるキャラは難しいと言っていますね。
自分はこのキャラ1本でいくんだ!
という持ちキャラが決まっている人は、レバーレスで操作精度を高めていくというのもありだと思います。
ですが、
「まだ持ちキャラが決まっていない」
「これから追加されるキャラも含め、いろいろな操作性のキャラを楽しみたい」
という人にはレバーアケコンがおすすめです。
また、僕はスト6以外にも鉄拳8をプレイしています。
鉄拳8でも、ファイティングスティックαは大活躍。
レバーの直感的な操作のおかげで、すぐに対戦を楽しめるようになりました。
「どんな格ゲータイトルでも、一定以上の快適さでプレイできる」というのは、昔から使われているレバーアケコンの強みですね。
ファイティングスティックαの概要
それでは、ファイティングスティックαの概要を簡単にご紹介します。
大きさと重さ
ファイティングスティックαは
- 横幅約40cm、縦幅約30cm
- 重さは約2.5kg
と、かなりの大きさと重さをしています。
キーボードと比べても大きいですね^^;
置く場所は要検討ですし、もし持ち運ぶ場合には大変ですが⋯⋯
自宅で格闘ゲームをプレイする分にはあまり問題はありません。
僕は膝置きで操作していますが、重すぎずに安定感があるので快適な使い心地です。
チープさを感じないしっかりとした作り
ファイティングスティックαの本体はプラスチックですが、厚くて丈夫な作りをしています。
恥ずかしながら、スト6のランクマで負けてコントローラーをたたいたことがありますが⋯⋯
何度たたいてもびくともしないぐらいには丈夫です笑
マットな質感のボディなので、チープさも感じません。
確かにコントローラーとしては高価ですが、その分長く使っていける商品だと思いますね。
メンテナンスやカスタマイズも簡単
ファイティングスティックαは、本体を開閉してメンテナンスやカスタマイズができる仕様になっています。
つまみをスライドさせるだけで簡単に開閉できます
アケコンは高い買い物なので、万が一故障したときなどに修理できるのはうれしいですよね。
僕はまだボタンやレバーの交換はせず使い続けていますが、いつか故障したときや気になるパーツがあるときにはメンテナンスやカスタマイズを試してみたいと思っています。
ファイティングスティックαの使用感
最後に、ファイティングスティックαの使用感や注意点などをご紹介します。
スト6のプレイを例にして解説しています
必要十分な8ボタン
ファイティングスティックαはオーソドックスな8ボタンです。
最近はボタンの多いレバーレスが発売されていたり、ボタンを増設したりする人も多いですが、個人的には8ボタンで十分に操作できています。
ボタン配置については、鉄拳8ではデフォルト設定のまま。
スト6では親指でドライブパリィ(ドライブラッシュ)やドライブインパクトができるように、↓の配置にしています。
本当はスト6もデフォルト設定のままがよかったんですが⋯⋯
ど〜しても薬指や小指ではラッシュやインパクトの操作が難しかったんですよね^^;
親指側にパリィとインパクトのボタンと配置することで、スムーズに操作できるようになりました。
しかし、この配置だと手首が少し外側に向くので、長時間のプレイだと手首に負担を感じてしまうことがあるのがちょっとした難点です。
これは個人差の部分ですが、運指のやりやすいボタン配置を事前に考えたり、家電量販店などで試遊をしたりしてみると、購入後のギャップを減らせると思います。
レバーには少し慣れが必要
ファイティングスティックαのレバーのガイドは、斜め方向のみの四角形をしています。
そのため、コマンド入力には少し慣れが必要です。
- 斜め方向が入力されておらず技が出ない
- 力んで操作したときに、意図せず斜め入力をしてしまう
といったことが、僕も使い始めのときによく起こりました。
しばらく使っていれば気にならなくなりますが、もし操作しづらい場合はレバーの交換を試してみるのもありですね。
操作音はそれなりに大きい
アケコンの注意点としてよく挙げられるのが操作音の大きさですが、ファイティングスティックαの操作音もそれなりに大きいです。
レバーはガチャガチャ、ボタンはバチバチといった操作音がするので、操作音がほとんどしないゲームパッドなどから移行した場合にはすこし驚くと思います。
実家に住んでいたり、同居をしたりしている人は、事前に相談しておくのが吉です
ただ個人的には、アケコンのガチャガチャとした操作音が、格ゲーをやってる感があって好きなんですよね。
特にコンボの締めのSA3や、ザンギエフの1回転コマンドなどを成功させたときには独特の爽快感があります。
レバーのアケコンを使いたいけど、うるさいのはちょっと⋯⋯
という人には、ファイティングスティックαの静音モデルがおすすめです。
力の入れ過ぎには注意
僕がファイティングスティックαを使い始めたときに悩まされたのが、指や手の痛み。
ついレバーやボタンの操作をするときに力を入れすぎてしまって、腱鞘炎のような状態になってしまったんですよね。
特に負けてイライラしたときのボタン連打には要注意です⋯^^;
- レバーは軽く握る
- ボタンを押すときは、高い位置から指を振り下ろさないようにする
といったことで対策できるので、レバーのアケコンが気になっている人はぜひ気をつけてみてください。
操作が楽しく、「やってる感」が満たされる
正直に言って、これが一番のレバーアケコンの魅力だと思っています。
レバーやボタンをガチャガチャしながら格ゲーをするという操作自体が楽しくなるんですよね。
「格ゲーやってるな」という満足感があります!
これからスト6や鉄拳8をプレイするなら、ゲームパッドでも十分強くなれます。
操作精度でいえば、レバーレスの方が優れているでしょう。
ですが、レバーアケコンだけの操作感というのはやはり特別です。
僕自身、1年以上使った上で「ファイティングスティックαを買ってよかったな」と思っているので、気になる人はぜひ検討してみてください!
まとめ:今からでもレバーアケコンは遅くない!
最近は
「今からスト6や鉄拳8を始めるならゲームパッドで十分」
「本気でやりたいんだったらレバーレスだよ」
「レバーのアケコンは、昔から格ゲーをやっている人が使い続けているだけ」
といった意見を聞くことが多いですよね。
実際に僕は、人気のゲームパッドであるファイティングコマンダーOCTAを使っていた時期もあります。
ですが、ファイティングスティックαの方がしっくりきましたし、スト6や鉄拳8をより楽しめるようになったんですよね。
ファイティングスティックαを買って後悔したことはありません
格闘ゲームシーンの盛り上がりを受けて、スト6や鉄拳8に並ぶような人気タイトルがこれから発売されるかもしれません。
そんなときも、ファイティングスティックαなら安心してプレイできるなと思っています。
この記事が、レバーのアケコンに挑戦する後押しになればうれしいです!