全世界で300万本以上を売り上げているドラゴンズドグマ2!
王道ファンタジーの世界観のオープンワールドで、自由な冒険を楽しめる本作。
僕もPVを見て気になっていたので、前作は未プレイですが発売日にさっそく購入してみました。
エンジョイゲーマーなので、PS5でプレイしています
本作については発売前から
「フレームレートが低すぎる!」
「快適にプレイするにはハイスペックPCじゃないと無理!」
なんて話題がよく上がっていたんですよね。
そして、発売後もネガティブな意見がかなり目につきます⋯^^;
その影響で、
ドラゴンズドグマ2が気になるけど、なんか評判良くないみたいだな⋯
とプレイするのを迷っている人もいるんじゃないでしょうか。
そこで今回は、実際に本作をPS5でプレイしている僕が、プレイしてみた感想や本作の魅力などをご紹介します!
また本作は「万人受けしないだろうなぁ」という点や、一人のユーザーとして「それはちょっと⋯」と思うところもありますので、そういった注意点なども紹介していきます。
ドラゴンズドグマ2が自分に合う作品なのかを判断するヒントにしてもらえたらうれしいです。
- ドラゴンズドグマ2発売から3日で約10時間プレイ
- フレームレートなどはあまり気にしないエンジョイゲーマー
- 昔のゲームに鍛えられたので不便さや理不尽さには耐性あり
結論:ドラゴンズドグマ2はPS5でも楽しめる!
まず結論として、僕はPS5でも十分にドラゴンズドグマ2を楽しむことができています。
普通に遊んでいる分には、戦闘中や移動中にもほとんどカクつきなどは気になりませんでした。
もともとリアル寄りのどっしりした動きのゲームですしね
たしかに入り組んだ街を移動したり、派手な攻撃エフェクトが重なった時にはカクつくことがありましたが⋯
それは他のオープンワールドゲームやアクションゲームをプレイする時にも起こりがちなことなので、個人的には本作の楽しさを阻害するほどの問題じゃないかなと思いますね。
ファンタジーの世界を本当に冒険しているような体験をさせてくれる本作は、気になっている人にはぜひプレイしてみてほしいです!
ただ本作には不便な点や不親切な点があるのも事実なので、それらについてもこれからご紹介していきます。
ドラゴンズドグマ2が不評な理由
それでははじめに、ドラゴンズドグマ2が不評を招いてしまった主な理由をご紹介していきます。
- フレームレートが低い/安定しない
- 気軽にキャラのリメイクができない
- セーブデータが1つしか作れない
ですがこれらの問題については、公式から早急にアップデートが入りました!
対応が早くて安心しました
そのためこれからご紹介する内容は、「発売当初になぜドラゴンズドグマ2に対するネガティブな意見が多かったのか」を知る参考にしてもらえればと思います。
フレームレートが低い/安定しない
冒頭にも書いたフレームレートの問題。
ドラゴンズドグマ2では可変フレームレートが採用されていて、PS5ではおそらく30fps前後。
さらにより良いフレームレートでプレイしたいとPCでSteam版をプレイした場合も、PCスペックに対する最適化が不足していてカクついたり不具合が生じたりしてしまったようです。
確かに滑らかに動く高フレームレートのアクションゲームと比べると、本作はもっさりしている印象があります。
ですが、本作のアクションはエルデンリングのようにリアル寄りで重厚な動きなので、個人的にはフレームレートの低さはあまり気になりませんでした。
もちろん本作を楽しみにしていてハイスペックな環境を用意した人などは不満があるでしょうが⋯⋯
エンジョイゲーマーが普通に本作をプレイする分には、PS5のスペックでも十分に楽しめると思います。
2024年3月29日のアップデートで、PS5版については
・モーションブラー(被写体ブレの表現)のオン/オフ切り替え
・レイトレーシング(リアルな光と影の表現)のオン/オフ切り替え
・フレームレートのMax30/可変の切り替え
が追加!
僕はモーションブラーとレイトレーシングをオフ、フレームレートを可変にすることで今まで以上に快適にプレイできるようになりました。
気軽にキャラのリメイクができない
ドラゴンズドグマ2ではプレイヤーの分身である主人公『覚者』と、常にお供をしてくれる『メインポーン』をキャラメイキングすることができます。
キャラメイキングは自由度も高くかなり好評だったのですが、気軽にキャラのリメイクができないことがわかり不評を買ってしまったんです。
具体的には次のとおり。
- キャラの髪型や化粧などはゲーム内通貨で変更可能
- キャラの顔や体型を変える場合には「転身の秘術」というアイテムが必要
- 「転身の秘術」はゲーム内でも入手できるが、すぐにキャラのリメイクをしたいときなどには課金をして「転身の秘術」を購入しなければいけない場合がある
「転身の秘術」は序盤の街でも入手できるのですが、2個までしか買うことができませんでした。
さらにゲームをはじめからやり直してキャラクリエイトをしようとしても後述するセーブデータが1つしか作れないという問題もあって⋯
実際にキャラのリメイクができずに困った人がどれだけいるかはわかりませんが、キャラのリメイク回数の制限や課金を促すような仕様があったことに不満の声が上がってしまったんです。
僕は最初に作ったキャラの見た目が気に入っているので気にせず遊べていますが、せっかくキャラクリエイトが楽しい作品でそこに不自由さや課金要素が入ってきてしまうのはもったいないと思ってしまいましたね。
せめてキャラクリエイト時にもう少し説明があればマシだったかなと⋯
2024年3月29日のアップデートで、序盤の街での「転身の秘術」の販売上限が99個になりました!
「転身の秘術」を買うために必要なリムを貯めれば、気軽にキャラのリメイクができるようになりましたね。
セーブデータを1つしか作れない
これは僕も驚いたんですが、ゲームを始めた後のスタート画面に「ニューゲーム」にあたる表示がなかったんですよね。
本作ではセーブデータを1つしか作ることができず、一度始めたデータはゲーム内で削除することもできませんでした。
(これはさすがに謎の仕様でした^^;)
ゲームデータはストレージから直接削除すればゲームを最初からプレイすることができたのですが⋯
前向きに考えれば「冒険はやり直しのきかないもの」という意図が感じられますが、必要以上にユーザーを困惑させたり本作への心象を悪くさせてしまう仕様になってしまいましたね。
2024年3月29日のアップデートで、プレイ途中でも「ゲームを最初から始める」が選択可能になりました!
ドラゴンズドグマ2の魅力
さて、ドラゴンズドグマ2が不評を招いてしまった理由はここまでにして、本作の魅力をご紹介していきます。
ファンタジー世界での冒険への没入感やワクワク感を楽しめますよ!
リアルな冒険をしている臨場感
まずはなんといってもリアルな冒険をしている臨場感!
美しい広大なフィールドや街を散策しているだけでも、
- これからどこに行って何をしようか
- どんなモンスターと出くわすんだろう
とついワクワクしてしまうんですよね。
また、時間経過によって日が沈むなどの環境の変化の影響が大きいのも印象的でした。
そういったゲームとしては不便な点も冒険のリアルさを際立たせてくれていて、本当にファンタジーの世界を冒険しているような臨場感や没入感を与えてくれるんです。
簡単操作で迫力のあるアクション
ドラゴンズドグマ2の戦闘アクションは、通常攻撃とあらかじめセッティングした4つのスキルを使って戦うというもの。
操作自体はシンプルで簡単なので、普段あまりアクションゲームはやらない人もすぐに慣れることができるんじゃないかと思います。
また、選べるジョブも近接攻撃が得意なものの他に、アーチャーやメイジといった遠距離攻撃が得意なジョブもあるので、幅広いプレイスタイルで楽しむことができます。
また後述しますが、本作はプレイヤーと一緒に冒険するポーンが戦闘面でもかなり優秀なため、
結局自分が前線で敵を倒さないと⋯
ということもありません。
「近接ジョブはポーンに任せて自分は遠距離で支援する」といったプレイも十分できるので、アクションが苦手な人でも戦闘を楽しめると思いますよ。
ソロでも協力プレイ感覚で楽しめる
ドラゴンズドグマ2はソロプレイ専用ですが、他のプレイヤーが作成したポーンを借りて最大4人パーティーで冒険することができます。
たまに芸能人や他のゲームのキャラにそっくりのポーンがいて面白いですよ笑
パーティーを組んだポーンは、
- ポーン同士で喋る
- 発見したハシゴや宝箱の存在を教えてくれる
- 自分の経験をもとに道案内をしてくれる
など、さまざまな反応を見せてくれます。
また、先述したとおりポーンは戦闘面でもかなり優秀なので、きちんと頼れる仲間として冒険を共にしてくれるんです。
ソロプレイでも協力プレイの感覚を持ちながら、自分のペースで冒険を楽しむことができるのは本作の魅力ですね。
ドラゴンズドグマ2の注意点
僕はドラゴンズドグマ2を楽しくプレイできていますが、「これは人を選ぶ仕様だろうなぁ⋯」と思う以下のような点もあります。
- 自由に使えるファストトラベルがない
- ヒントが少ない
- アイテム重量や最大HPの管理が必要
いずれも「冒険の不自由さや手探り感を楽しんでほしい」という意図があるように感じるんですが、親切で快適に進められる近年のゲームを遊んでいるユーザーには受け入れられない部分もあるだろうなと思います。
実際にかなり不便に感じる部分も多いです笑
そのため本作をプレイする際は、「ゲームを攻略する」というよりも「ファンタジーの世界に入り込んで、手探りで冒険をする」という感覚でいることが本作を楽しむコツですね。
自由に使えるファストトラベルがない
ドラゴンズドグマ2では街中などにある「守りの礎」というスポットを開放することでファストトラベルができるようになるのですが、ファストトラベルには「刹那の飛石」を消費します。
この「刹那の飛石」というアイテムが序盤ではかなりの貴重品で、店で買う時も10,000Gもするんですよね。
本作はフィールドマップが広いので、ファストトラベルを使わないと別の街に移動するだけでも一苦労。
他の手段として、主要な街には牛車に乗って移動することもできるのですが⋯
しばしば移動中にモンスターに襲われて、場合によっては牛車を破壊されてしまうというリアル仕様。
実際にフィールドを歩いてほしいという意図があったのかもしれませんが、
もう少しファストトラベルが使いやすければいろいろな場所を探検しやすくなるのに⋯
ともったいなく感じてしまいます。
ヒントが少ない
ドラゴンズドグマ2ではメインクエストの他にさまざまなサブクエストがあるんですが、サブクエストを進めるためのヒントが少ないなと感じます。
マップに探索エリアが表示されればいい方で、中にはいっさいヒントとなる情報がないものも。
そんなときには街で聞き込みをするなどして地道に情報を集めるんですが、街にいるNPCの数も多いので、途中でめんどくさくなってしまうんですよね^^;
たしかにリアリティはあるんですが、ここはもう少し親切でもよかったなと感じてしまいます。
アイテム重量や最大HPの管理が必要
ドラゴンズドグマ2には、キャラごとにアイテムの所持重量の概念があります。
所持重量が増え過ぎてしまうと、スタミナの消費量が増えたりダッシュやジャンプなどの一部の行動が制限されたりしてしまうんですよね。
そのため探索で素材などを集めた際には、定期的にアイテムを倉庫に預ける必要があります。
アイテム重量で曲者になるのが、フィールドマップでキャンプをするための野営具の存在。
野営具が必要になる理由は、本作のHPの仕様にあります。
本作では敵からダメージを受けると、HPの最大値がどんどん減ってしまうんです!
そしてHPの最大値をもとに戻すためには、宿屋やキャンプで宿泊をする必要があります。
そのため長距離の移動や未開拓のマップを開けに行く時には野営具を持っていきたいのですが⋯
所持重量を圧迫してしまいますし、ポーンを入れ替えた時などには野営具を持っていくこと自体を忘れてしまったりするんですよね。
こういった所持重量の概念や戦うことで最大HPが減っていくのも冒険のリアルさの表現になっていますが、めんどくさいと感じてしまう人も多いと思います。
ここまで上げてきたような不便さなどもゲームの要素として受け入れられる人は、本作を最大限に楽しめるはずです!
まとめ:気になる人は、ぜひ壮大な冒険を始めよう!
さて、ここまでドラゴンズドグマ2の紹介をしてきましたが、正直言って万人にオススメできるゲームではありません。
2024年に出たゲームとしては、不便さや不親切さが目立つゲームですからね^^;
ですが、
- 没頭できるゲームをプレイしたい
- キャラメイキングが好き
- ファンタジーの世界で自由な冒険を楽しみたい
という人にはぜひオススメしたい作品です。
個人的には、優秀なポーンと協力して大型モンスターを倒すのがとても楽しいですね!
PS5でも十分に本作を楽しむことができるので、気になっている人はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。