【BADDUCKS(バッドダックス)】名作映画のような満足感!4巻完結のオススメ短編漫画

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今回紹介する漫画は武田登竜門先生の『BADDUCKS』

武田登竜門先生の初めての作品なのですが、そうとは思えないほどの完成度の高さ。

買ったときは続きが気になりすぎて、つい一気読みしてしまいました。

ふみばら

もっと人気が出てほしいですし、アニメになったら絶対見ますね⋯!

4巻完結なので、「さっと読める面白い漫画はないかな〜」と思っている人にはぜひオススメしたい作品です。

本記事では極力ネタバレはせずに、BADDUCKSの魅力やおすすめポイントなどをご紹介します!

BADDUCKSをオススメしたい人
  • カッコいい絵柄が好き
  • 短編でスッキリ終わる話が好き
  • 感情移入できるような人間味のあるキャラが好き
目次

BADDUCKSのあらすじ

少年時代に両親が自殺して天涯孤独になったモーガン=グレイは、恋人と慎ましくも幸せな日々を送っていた。

恋人へのプロポーズを計画していた当日、「組織」に恋人を人質に取られ、自殺した両親が莫大な借金を自分になすりつけていた事実を知る。

モーガンは恋人の安全と借金の返済のために「組織」に連行され、臓器の置き換えと人体改造の手術を受けることに。

「組織」によって戸籍まで奪われてしまい途方に暮れていたモーガンは、「組織」の店で働いていた長寿の少数種族の女性リサから脱走を持ちかけられる。

利害が一致したモーガンとリサは、「組織」の金が詰まったトランクを盗んで脱走を決行。
しかし、そのトランクの中には金と一緒に赤ちゃんが入っていて⋯⋯

ボズと名付けた赤ちゃんを連れて「組織」から逃げることを決めたモーガンとリサ。
元は他人の3人による、12年間に渡る逃亡生活が始まる。

BADDUCKSの魅力

BADDUCKSの大きな魅力は次の2つ。

  • モーガン、リサ、ボズの間に育まれていく絆
  • 名作映画を見た後のような満足感

本当の家族のようになっていく3人の絆

モーガンとリサは2人ともぶっきらぼうで、始めのうちはお互いを信頼することがなかなかできません。

ですが、お互いの境遇を知ったり一緒にいる時間を過ごしたりしていくうちに、少しずつ相手を思いやる言動が増えていくんですよね。

最初は逃亡生活の中での扱いに困っていた赤ちゃんのボズのことも、2人は不器用ながら大切に育てていきます。

モーガンとリサ、その2人に育てられたボズも、口は悪いですし「好き」や「大切」などのわかりやすい言葉は使いません。

それでもお互いを大切に思っていることが伝わってきて、本当の家族のように感じられる関係性がとても良いんです!

過不足のないストーリーによる満足感

モーガン、リサ、ボズの3人の逃亡生活の中には、さまざまな困難が待ち構えています。

  • リサを追ってきた「組織」の刺客との戦い
  • 「組織」がリサを追い求める理由
  • 手術を受けたモーガンの体の異変
  • 「組織」の黒幕との決着

それらの困難と向き合いながら逃亡生活の終わりを迎えるまでの3人の物語が、全4巻にギュッと詰まっている本作。

単行本の帯で、小説家の伊坂幸太郎先生が「いい映画を観た気分です。」というコメントをしていましたが、まさしくそのとおりでした。

ふみばら

ぜひあなたにも、3人の物語を見届けてほしいです!

BADDUCKSのおすすめポイント

それでは、僕の個人的なBADDUCKSのおすすめポイントをご紹介します。

カッコいい絵柄

僕が本作を手に取った一番の理由は「表紙がカッコよかった」から。

最終巻である4巻表紙のモーガンなんて、めちゃくちゃ渋くてカッコいいですよね!

『ドリフターズ』や『HELLSING』の平野耕太先生のような絵が好きな人にはハマるんじゃないかな〜と。

本編の中でもカッコいい絵柄は健在。

アクションシーンについてはこれからもっと良くなっていくんだろうなという印象ですが、キャラクターの表情の描写は一級品だと思っています!

特に、ヒロインであるリサの表情がとても生き生きしているので注目してほしいですね。

キャラクターの人間味

人間味のあふれるキャラクターたちも、BADDUCKSの特徴です。

たとえば、逃亡生活をしているモーガン、リサ、ボズの3人の手助けをしてくれる夫婦が登場するのですが、その夫婦が協力してくれるのも自分たちの都合や身の安全の確保を考慮した範囲まで。

また、モーガンが自分の秘密を知られないようにわざとボズに字を教えないようにしているシーンもあります。

悪役の「組織」だけではなく、主人公サイドのキャラクターも基本的に自分の都合を最優先にして行動しているのが、キャラクターの心情や物語のリアルさを際立たせてくれています。

心理描写と間の取り方

本作ではキャラクターの心理描写も見所のひとつ。

セリフだけではなく、キャラクターの表情や無言のコマなどの間で表現されている場面も多く、それが映画を見ているような感覚にさせてくれているのではないかと思っています。

ふみばら

先ほども書きましたが、本当にキャラクターの表情の描写が素晴らしい作品です!

個人的には、手術を受けた体の異変に気づき始めたモーガンがリサとボズと戯れている中で

「死にたくはねえな⋯でも⋯死ぬならここがいい」

『BADDUCKS』コミックス3巻より

という思いを噛み締めているシーンにグッときましたね。

BADDUCKSをすぐに読みたいときは

BADDUCKSをすぐに読んでみたい人は、『まんが王国』の電子コミックがオススメ!
漫画を買うためのポイント購入額に応じてポイント還元されるので、お得に漫画を読むことができますよ。

また、初めて電子コミックサービスを利用する人には『eBookJapan』もオススメです。
LINEヤフー株式会社のサービスなのでYahoo! JAPAN IDの作成が必要ですが、携帯電話番号でサッと作れます。

どちらのサービスも、

  • 漫画の品揃えが古い作品から最新作までとても豊富
  • 購入した作品はブラウザでもアプリでも読める
  • 無料で読める作品も随時更新

という特徴があるので、気軽に漫画を楽しみたいときにとても便利です。

ふみばら

単行本も好きですが、スマホでどこでも読めるのが電子コミックの良いところですよね

BADDUCKSは4巻完結という短さながら、とても完成度の高い作品。
さっと読める面白い漫画を探している人には本当にオススメです。

ぜひ素直じゃない3人の家族の逃亡劇を楽しんでみてください!

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