格闘ゲームをプレイしていると欲しくなってくるもの。
それがアーケードコントローラー(アケコン)ですよね。
僕もストリートファイター6をプレイしている中でレバータイプのアケコンが欲しくなり、とうとう購入してしまいました!
初めて触るアケコンで楽しくスト6を遊んでいたのですが、しばらくすると指や手に痛みが⋯⋯
ヒドイときには、指が曲がらなくなったり、痛みで眠れなくなったりするような事態も。
日常生活や仕事でのキーボード操作にも支障が出てしまったので困りましたね;
そこでアケコンの操作方法を見直したところ、指や手を痛めることを減らすことができました。
今回は僕がアケコン操作で指や手を痛めてしまった原因と、その対策についてお伝えします!
アケコンで指/手を痛める原因
実際に僕がアケコンの操作をしてみて感じた、指や手を痛めてしまう原因は次のとおりです。
- 操作に力が入りすぎている
- レバー操作時に、特定の指に圧力がかかっている
- ボタンを強打してしまう
特に、ついボタンを強打してしまうという点には共感してもらえる人が多いのではないでしょうか^^;
ちなみに、アケコンを買ったこと自体はまったく後悔していません!
僕はスト6から初めて本格的に格ゲーをプレイしている初心者ですが、アケコンを買ってからはスト6をプレイするのがもっと楽しくなりました。
買ったばかりのころは「操作しづらいかも⋯」と不安に思いましたが、しばらく遊んでいると直感的な操作ができるように。
クラシック操作をメインにするようになった今では、ゲームパッドよりもアケコンの方が操作しやすいですね!
アケコンで指/手を痛めた実体験
それでは、実際に僕がアケコンで操作をしていて指や手を痛めた実体験をご紹介します。
僕が使っているアケコンはこちら。
PS5, PS4, PCに対応していて、僕はPS5でスト6と鉄拳8をプレイしています。
本格的なアケコンの中ではお求めやすい価格で操作性も良いため、「せっかく買うならちゃんとしたアケコンで格ゲーを遊んでみたい!」という人にはとてもオススメです!
ですが、慣れないアケコン操作には指や手を痛めてしまう原因がいくつも潜んでいます⋯⋯
これから紹介する体験談を反面教師にして、快適な格ゲーライフを楽しんでください!
操作に力が入りすぎている
まず、アケコンで指や手を痛めてしまう主な原因は、操作に力が入りすぎてしまうことです。
レバーをガチャガチャしたり、ボタンをバチバチ叩いたりしながら操作するのは楽しいんですけどね^^;
特に今までできていた操作がアケコンでできなくなってしまうと、つい力が入ってしまいがちです。
僕もアケコンに変えてすぐのときは、基本的な波動拳コマンド(↓↘→+パンチ)さえミスばかりで、しばらくトレーニングモードで必死にガチャガチャと練習をしていました(笑)
そうするとレバーを持つ手や、ゲームパッドでは使わなかった中指や薬指に疲労感や痛みを感じるように⋯⋯
オンライン対戦をしているときも力んでしまう場面は多くあったため、後で紹介するような深刻な痛みにつながってしまったと思っています。
レバー操作時に、特定の指に圧力がかかっている
これはレバータイプのアケコン特有の悩みですね。
レバーにはいろいろな持ち方があるのですが、僕はアケコンを買ってからしばらくの間、写真のようなつまみ持ちをしていました。
軽い力で動かすことができたので、自分の中では一番しっくりきたんですよね。
しばらくつまみ持ちでスト6のオンライン対戦を楽しんでいたある日、朝起きると左手の中指が激しく痛み、曲げることもできない状態に。
湿布を貼って2〜3日安静にすることで、中指は元どおりに動くようになりました;
原因は、僕のレバーの持ち方とスト6のシステムにありました。
スト6には「ドライブラッシュ」というシステムがあり、特定の動作中に「→→」と入力することで、素早いダッシュをすることができます。
相手に攻め込んだり技をキャンセルしてコンボを繋いだりと、どのキャラクターを操作する上でも必須のこのシステム。
オンライン対戦をするときにも積極的に使用していました。
なぜこのシステムが指を痛める原因になったかというと、アケコンをつまみ持ちしていた僕は中指の側面のみで「→→」のレバー入力をしてしまっていたからです。
この方法だと「→→」の入力自体はしやすいのですが、当然中指のみに圧力がかかります。
さらに対人戦によって力も入ってしまっているため、必要以上の強さでレバーを倒してしまっていました⋯⋯
レバーの持ち方を変えてからは左手に痛みを感じることはなくなったので、特定の指に圧力がかかるような操作は控えたいですね。
スト6の2023年7月24日のアップデートで、技をキャンセルする際の「キャンセルドライブラッシュ」についてはボタン入力でも出すことが可能になりました!
手や指の負担も減りますし、初心者でも操作しやすくなる改善はうれしいですね^^
ボタンを強打してしまう
ボタンをバチバチと叩きながら操作をするのは、アケコンを使う上で大きな楽しみだと思います。
ですが、ついボタンを強打してしまうのには注意が必要。
特に決定ボタンを操作することが多い親指や人差し指には要注意です!
実際に僕も、決定ボタンを押す親指でボタンを強打しながらスト6を遊んでいました。
対戦で負けたりすると、つい親指でボタンを連打してしまっていたんですよね;
するとある日の夜、親指から手首にかけて激痛が走り、痛み止めを飲んでも眠れないような状態に。
このときも2〜3日安静にすることで痛みは引いていきましたが、二度と味わいたくないような痛みでしたね⋯⋯
アケコンで指/手を痛めないための対策
アケコン操作で何度か指や手を痛めてしまった僕が行っている対策を紹介します。
- 力が入っていることに気づいたら一呼吸置く
- レバーは特定の指に圧力がかからない持ち方をする
- ボタンを高い位置から押さない
- 少しでも指/手に違和感があったら中断する
対策を行ってからは指や手に痛みを感じることはほとんどなくなったので、ぜひ試してみてください!
力が入っていることに気づいたら一呼吸置く
「アケコンは力を抜いて操作しよう!」
と言うのは簡単ですが、実際に対戦などをしているときには難しいと思います。
オンライン対戦をしているときは、つい力が入ってしまいますよね(笑)
そんなときは、対戦が終わった合間の時間に一呼吸置いてみましょう。
「あ、今すごい力が入っちゃってたな」と気づいて、力を抜いたり指や手のストレッチをしてみたりすることが大切です。
レバーは特定の指に圧力がかからない持ち方をする
僕はレバーのつまみ持ちで指を痛めてしまってからは、レバーの持ち方を変えました。
プロゲーマーの梅原大吾さんが紹介した、通称「ウメハラ持ち」という持ち方で、薬指と小指でスティックを挟み、他の指でボールを握ります。
この持ち方の良いところは、ドライブラッシュの「→→」入力を、複数の指を使って入力できること。
指の面で押すようにレバーを操作できるので、特定の指に圧力がかかることもありません。
もちろんレバーの持ち方には好みや相性もあるのですべての人にオススメできるわけではありませんが、レバーの持ち方に悩んでいる人にはぜひ試してもらいたいですね。
ボタンを高い位置から押さない
続いてはボタンを強打してしまうことについての対策です。
それは、ボタンを高い位置から押さないこと。
バチバチとボタンを強打してしまうときって、高い位置から指を振り下ろしてしまっているんですよね。
ボタンに指を添えるようにしていれば、力が入ってもボタンを強打してしまうことはありません。
親指の決定ボタンでの操作も、ボタンに指を添えることを意識することで強打してしまうことはなくなりました!
少しでも指/手に違和感があったら中断する
これが一番大切なことですが、指や手に違和感があったらアケコンの操作は中断してください。
僕自身、「少し痛みがあるなぁ」と思っている状態でアケコンの操作を続けたあとに、強い痛みを感じるようになってしまいました。
オンライン対戦のランクマッチは、ついやめ時がわからなくなってしまうんですよね;
ですが実際に手を痛めてしまうと、数日はゲームを遊ぶことが難しくなってしまいます。
ゲームを無理なく楽しむためにも、少しでも指や手に違和感があったら中断するようにしましょう。
まとめ:アケコンを快適に使って、楽しい格ゲーライフを
今、スト6はとても盛り上がっているので、アケコンが気になっている人や実際に購入した人も多いと思います。
この記事で紹介したアケコン操作時の注意点などが参考になったらうれしいです!
冒頭にも書きましたが、僕はアケコンを買って良かったです。
少し高い買い物でしたが、よりスト6を楽しめるようになりましたし、ゲームに熱中することでほかのことにお金を使うことが減ったので長期的には節約につながるんじゃないかとさえ思っています(笑)
気になっている人は、ぜひアケコンを試してみてはいかがでしょうか。
アケコンの操作性が気に入れば、もっとスト6を楽しむことができるはず!
これからもキャラクターの追加や大会などで盛り上がっていくスト6を、楽しくプレイしていきましょう!